ブランド品のレザー製品には、様々な種類のレザーが使用されます。牛の革、豚の革、羊の革等、様々なものがあり、見た目も性質も色々な特徴があります。それぞれのレザーの特徴を把握すれば、より自分好みのブランド品の購入にできるでしょう。ブランド品に使用されるレザーの中でも、代表的なものの1つが牛革、豚革、羊革といったレザーです。
例えば、牛革はロレックス等の高級腕時計のバンドに使われていますし、豚革はグッチの財布等によく使用されています。羊革はシャネルのバッグにも利用されているものです。また、鮫やエイ等の革を利用したブランド品も多くあります。鮫の革というと、本わさびをすりおろすのに使われるようにざらざらしたものというイメージがありますが、ブランド品に使用される際は鱗を落として使用されます。
表面が滑らかになるので、一般的な鮫革のイメージとは異なる意外なものとなっています。エイの革は他の革に比べると珍しい存在ですが、使用自体は意外と古いものです。鮫革と違って、表面の粒を残す形で使われます。日本でも古来利用されてきた革で、代表的な用途として日本刀の柄に滑り止めとして被せて使われてきた伝統的な素材です。
粒の大きなものほど高級とされています。このように、レザー製品にも素材は様々で、見た目も性質も様々な特徴があります。同じ革でも加工の仕方でスムースレザーになったり、ヌバックになったりと多種多様です。意外に種類豊富ですから、それぞれの違いを知れば知るほど、レザー製品への興味が高まっていくでしょう。